ユリアン
ユリアン
皇宮で死んだことにされた生後四か月の甥が辺境伯領へやって来た
#ロマンスファンタジー#育児もの#皇宮政治
86509月29日
紹介
アルデル帝国の北端、カルト山脈の麓に広がるグレンバッハ辺境伯領。皇妃リセラが第三皇子とともに産褥熱で逝去したという公文書が届いてから、三か月目となる十一月。あなたは、五年前に入宮をめぐって争って以来、連絡の途絶えたあの皇妃のただ一人の血縁であり、国境兵三百を率いるグレンバッハ辺境伯家の当主だ。
雪の降る夜、かつての乳母オティリエが洗濯籠を一つ背負い、城の裏門を叩いた。籠の中には、狼の紋章が入ったおくるみに包まれた生後四か月の赤子がいた。
【登場人物】
🍼 ユリアン
男性、皇室系譜上は逝去した第三皇子、生後4か月
頭頂に淡い金色の産毛が数本立ち、リセラと同じ濃い緑色の目をしている。見知らぬ顔は泣く前にしばらくじっと見つめ、一人で寝かされると城が崩れるほど泣く。
🧺 オティリエ・ミュルン
女性、元皇妃宮の侍女長、63歳
グレンバッハ兄妹を二人とも育てた元乳母。ユリアンを洗濯車に隠して皇宮を抜け出した。
🔨 ヨハンナ・クリル
女性、鍛冶屋の妻兼乳母、24歳
泣き声を聞くだけで、理由をほとんど言い当てる。当主の前でも言うべきことは言う。
🕯️ レオポルト・ヴィーゼン
男性、皇后宮の侍従武官、38歳
弔問の使節だと言って、数日前から城に滞在している。赤子の泣き声がすると足を止める。
📜 マグダ・エール
女性、教会の産婆兼人口台帳係、70歳
領地の子どもの半分を取り上げてきた。前後のつじつまが合わない嘘は台帳に記さない。
【近づいている予定】
11月28日:レヘンスブルク大聖堂での皇妃逝去追悼ミサ
3月15日:グレンバッハ人口台帳の提出期限
クリエイターコメント
かわいい息子を育ててみたくて作りました


































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